先日、大阪で行ったFXセミナー参加者さんの失敗談です。
FXセミナー終了後の、Fx相談会で参加者のAさんという女性から相談を受けました。
相談の内容はいま含み損を抱えているのですが、どうすればいいでしょうか？というものでした。
FXする人必見！FX学校の生徒になった人もみんな参加しているセミナーです。
含み損放置してもどうにもならなかった
詳しくお話を聞いてみると、アメリカ大統領選挙の時のトランプ相場で
下がりそうと売りポジションを持った途端に相場は急上昇、現在、大きな含み損を抱えているというものでした。
このような話はFX初心者にはよくある話ですから、
話を聞いて私はすぐに、「今すぐ損切りすることをおススメしますよ！」
とアドバイスしたのですがそれができない様子・・・
さらに突っ込んで話を聞いてみました。
私 「含み損はいくらあるんですか？」
Aさん 「含み損ですか・・・3万です。」
私 「3万」の含み損があるんですね。
Aさん 「はい、含み損が大きくなりすぎて損切出来ないんです」
損切出来ない理由がようやくわかりました！
含み損の額が大きすぎて負けを受け入れられないという事だったのです！
Aさんはいきなり大きな枚数で取引して3万円の含み損をかかえたのではなく、
最初は1000通貨で売りポジションを持ちFX取引を始めていたんです。
人によっては3万円ぐらいの含み損ぐらい大した額ではないと思うでしょうが、
そこは、その人の資金量やトレードスタイルによって様々ですからね。
Aさんはそれまで、数十円、数百円単位の取引をしていたので
3万円の含み損でもすごく大きな金額に感じて損切ができなくなっていたんです。
含み損が大きくなってしまった2つの理由
なぜ含み損が大きく膨らんでしまったのか？
１．そもそも損切を入れていなかった
２．根拠のない無謀なナンピンを繰り返した
この2つが含み損を受け入れないほど大きくしてしまった失敗の原因です。
FXをしっかり勉強している人にとっては信じられないことかもしれませんが、Aさんの今までのFXトレードは思惑と逆に動いて含み損を抱えても損切せずに堪えてナンピンを入れひたすらプラスになるまでナンピンを繰り返すだけというものでした。
Aさんの災難はこのやり方で今まで勝ててしまっていたという事なんです。
例えば、相場状況が一方的な上昇トレンドが出ている時であれば、意味も解らず買って損切せずにポジションを持っているだけで勝ててしまう事があるんです。
Aさんはたまたまそのような相場状況の時に、含み損を抱えても損切せずにナンピンを入れ続けるというやり方で勝てたので、今回もそのうち何とかなるだろうと思ってしまい、結果、どうすることもできなくなってしまったんですね。
感じ方は人それぞれですが、含み損が2万、3万ならまだ受け入れられるんです。
でもこれが、10万になり、20万になると・・・
人は含み損が大きくなればなるほど、あの時損切しておけばという思いで身動きが取れなくなっていくものです。
私はテクニカル的に見てもまだまだ含み損が増える可能性が高いので、勉強代と思って今のうちに損切した方がいいですよ！とアドバイスしたのですが・・・
その後、Aさんから聞いたのですが、結局、損切出来ずに含み損を抱えたまま強制ロスカットされたようです。
この様な失敗は決して珍しいことではありません。誰にでも起こりうる失敗なんです。
この様な失敗を犯してしまうそもそもの原因は「正しくFXを学んでいない」ことである場合がほとんどです。
FXは稼ぐために始めるわけですが、
Aさんのような痛い失敗をしないためにも、まずは「FXを正しく学ぶ」ことをおススメします。
Aさんもその後「FX学校」で正しくFXを学びはじめ、順調に成長されています(*^-^*)
テオ君 ボク思うんだけど、正しく学べるってすごくない？
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これからFXを学びたいなら、ぜひ、FX学校で学ぶと良いですよ！
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