人生、いつ何が起こるのかわからなくて。

考えられないような災難に合う事もあれば

奇跡のような幸運に恵まれることもある。

 
いまここに生きていることが、
奇跡なのかもしれない。

 
 
3月11日

東日本をおそったあの震災からもう 6年たつんですね

 
わたしは、阪神淡路大震災のときに
被災し母を亡くしました。

出典:阪神淡路大震災(https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/)
 

 
東日本大震災の映像も
本当に他人事には思えません。

 
みんな人生があって、家族がいて、

 
明日もあさっても
当たり前のように来るはずだったのに
一瞬にして大きく人生がかわる。

 
人生というのは本当に、いつ何が起こるかわからない

 
震災の時、母は44歳でした。
経営していた喫茶店の仕込み中に
被災して亡くなりました。

 
私は当時20歳、成人式の2日後で
専門学校生だった私は自宅で寝ていました。

 
普段は目覚ましまで起きることなどほとんどない私が

 
その日はなぜか、目が覚めたんです。

 
「なんだまだこんな時間か」と思い
もう一度寝ようとしたときに、1度目の地震が起きました。

 
結構な揺れが5秒ぐらい続き
揺れが収まり安心していたその時です!

 
どこから聞こえてくるのかわかりませんが
ゴォォーゴゴゴォーという音とともに

 
先ほどの揺れとは比べ物に
ならないぐらいの強い揺れが襲ってきました!

どれぐらい揺れが続いたのかわかりませんが
物凄く長い時間に感じられました。

 
揺れは収まりましたが、
ガスのにおいが充満していてたので
とりあえずガスを止めないと、と思いまいた。

 
真っ暗な中、手探りで階段を降りようとしたのですが
わたしはそのまま1階まで転げ落ちたんです!

 
あるはずの階段がなくなっていたのです。

 
しばらく意味がわかりませんでしたが
徐々に目が慣れてくるにしたがって
ありえない光景が目に飛び込んできました!

 
玄関の扉もなく、家は今にも崩れそうに大きく傾き
家族そろって着の身着のままで外に飛び出しました

 
そこにはさらにありえない光景が広がっていました。

 
私の住んでいた町は人情味あふれる下町で
路地も多く、古い家が多い地域で、大きな揺れに耐えきれず
ほとんどの家が崩れ落ち がれきになっていました。

 
逃げ道はないかと探しましたが
すべての路地がふさがれ袋小路状態で
ガスが充満していました。

 
そこに火の粉まで降ってきていました。

 
がれきをよじ登り何とか避難しましたが、
その後、すぐに火が回り大火災になりました。

 
しばらくして私と兄は
一駅はなれた店に行った母が気になり見に行きました、

 
母は毎朝5時まえにはお店に行って
仕込みや準備をするので自宅にはいませんでした。

 
母のお店に向かう中、自宅の周りよりは
状況はひどくなく火災も起こっていなかったので、

 
ちゃきちゃきした母の事だから
大丈夫なはずだと言い聞かせて店に向かいましたが、

一階の店舗部分は潰れており、

お店の常連さんや近所の人が
私を見るなり「さっきまで声してたんやけど」
声がしなくなったと・・・

 
必死に助けようと兄と二人で
がれきをかき分け助け出そうと頑張りましたが
どうすることもできませんでした。

 
3日かかって、ようやく
母のからだの一部に触れる事ができましたが
すでに冷たくなっていました。

 
この時ほど自分の無力さを
感じたことはありません。

 
あれから、22年が経ちますが
いまだにこのような時期になると
いろんな感情、思いがこみ上げてきます。

 
あと2年で、あの時の母と同じ年齢になります。

 
今の自分を考えても、
母にはまだまだやりたいことがたくさんあったと思います。

 
震災で本当にいろんなことを学びました、
人のやさしさ、温かさ、

 
人間って本当にいろんな人に支えられながら
生きているという事がよくわかりました。

 
そして、
人生いつ何が起こるかわからないという事も学びました。

 
だから、生かされた自分は
やりたいことは何でもやるようにしています。

 
いつ、何があるかわからない。
 
後悔もしたくない。
 
だから、やりたいことはすぐにやるようにしている。
 
そのほうが気持ちいい。

 
 
会いたい人には会って

伝えたいことは伝えて

実現したいことはどんどん叶える。
 
 
 
そして、
自分と同じようにチャレンジしている人も応援したい!

 
私自身、
本当にいろんな方のおかげで今があります。

 
ですから、FXを通じていろんな方に恩返しをしたい
そう思っています。

 
思うのですが、
人って実際に自分自身で体験しないと
本当の意味で理解できないし、わからないと思うんです。

その人のつらさや、悩み、大変さなど・・・

 
ですから、私は生徒さんに
トレードの指導やアドバイスをするときに

 
自分が体験した悩みや疑問、勘違いしやすいところなどを
理解してもらえるまで何度も繰り返し伝えるようにしています。

 
同じレッスンを受けたからこそ
自分も体験したからできることだと思います。

 
自分本位で伝えるのではなく
相手の立場に沿ったリアルな指導、アドバイスを心掛けています。

 
いつ何が起こるかわからないんだから、

後悔のないように、

失敗を恐れずにやりたいことにチャレンジしよう!

キタウラ

 
 
ps.
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